立浪監督が“絶賛”…中日、早くも高評価を得た選手(4)「昨年より良くなっている」も2軍落ち
2年連続最下位に終わった中日ドラゴンズ。チームを率いる立浪和義監督にとっても、勝負の1年となるだろう。選手に対して厳しいコメントを残すこともある立浪監督だが、若手有望株を筆頭に、賛辞の言葉も送っている。そこで今回は、今季に立浪監督から称賛された選手を紹介する。
石川昂弥
投打:右投右打 身長/体重:186cm/100kg 生年月日:2001年6月22日 経歴:東邦高 ドラフト:2019年ドラフト1位 今年3月には侍ジャパン強化試合を経験した石川昂弥。今季は昨季以上の成績を叩き出したい。 東邦高では3年春の甲子園で3本塁打を放ち、エースとしても3完投をするなど、センバツ優勝の立役者となった。 高校通算55本塁打を放った石川昂には多くのスカウトが視線を注ぎ、ドラフト1位で中日ドラゴンズから指名を受けた。 プロ入り後3年間は故障に苦しんだものの、昨季は121試合に出場し、打率.242、13本塁打、45打点と大きく数字を伸ばした。 今季のオープン戦前には、立浪和義監督から「しっかりタメて振れている。昨年より良くなっている」と評価されていた石川昂。だが、実戦では13試合出場で打率.175、1本塁打、3打点と振るわず。 この結果を受け、三塁の開幕スタメンには高橋周平が起用。石川昂は無念の二軍落ちとなった。一皮剥けた姿で、一軍に戻ってくることを期待したい。
ベースボールチャンネル編集部