辻希美「インスタント麺が大好きだったけど…」“体に優しい食事”に目覚めた理由
再開した<自家製ヨーグルトとアサイーボウル>習慣で免疫力が無敵に!?
体によさそうだと思い、最近続けているのが自家製ヨーグルト。以前、しばらく作っていたことがあるのですが、ひさしぶりに復活しました。それからスーパーフードとして知られている果物のアサイーもわが家の定番食材になっています。アサイーは健康にも美容にもよいことで知られていますよね。だから、気にはなっていたんです。 そんなとき、春先に運よくお仕事で食べる機会に恵まれて! おいしくてすっかりハマってしまいました。子どもたちも好んで食べるので、2週間に1回届く定期購入をしています。バナナ、グラノーラなどを合わせてアサイーボウルにするのが私と長女の定番朝ごはんになっています。 ちょっと話がそれますが、グラノーラを食べたときに口内の上顎が傷だらけになるのは私だけですか!? なぜか、いつも口の中が出血騒ぎになってます(笑)。とはいえ、好きなので懲りずに食べてるんですけど…… 実は私、かたい食べ物が大好物。そしてそれがシナシナに柔らかくなったのがとにかく苦手。だから、あんかけのかた焼きそばとか、「シナシナになる前に食べねば!」と勢いよくがっつきます。で、パリパリの揚げ麺がたいてい上顎に刺さる。原因はそこにありますね(笑)。 ということで話は戻りますが、ヨーグルトやアサイーをしばらく食べ続けていた恩恵なのか、体調を崩しにくくなった気がするのです! この間の冬は、インフルのAもBもアレもコレも……と子どもたちは流行した感染系の病気にもれなくかかるというフルコース状態でしたが、私は感染した息子たちの背中を長時間さすっていても、末っ子と毎日添い寝をしていても、“無傷”でした。昨年、体調を崩して以来、ビタミンなどのサプリを飲んでいる成果も出ているのかもしれないですが、いずれにしても、結果が見えるとより続けたくなりますよね。
健康な体の“もと”になる手作りごはんへの母の思い、届いているかな……?
そんなこんなで毎年、<インフル騒動>が起こるわが家は、子どもたちの免疫力も気になるところ。子どもたちにも体のことを考えて作ったごはんをちゃんと食べてほしいという気持ちは、多くのママに共通することだと思います。そんな母心もちょっぴりむなしくなるのが、子どもが大きくなってきたとき。中学生になると、友だちとファストフードなどで食事をするのが楽しくなるようで……。 ですが私は、食事を作るのをあえてやめないことにしています。外で食べがちな子の食事を作らなくなると、外で食べることが習慣化しそうだからというのが理由です。「あなたの体のことを考えて作ったごはんが家で待っている」という無言のプレッシャーが効いているのか、長男は外で軽食を食べてきても、帰宅してから家のごはんも食べます(お腹がすいているだけかもしれませんが)。その姿を見ていると、今日もきちんと栄養を摂れたな、とホッとするんですよね。 よくSNSなどで「疲れていてもごはんを作るなんてエライ」などとほめていただくのですが、本当ならラクして外食に行きたい日もあります。でも、それができるのは家族全員が揃っているときだけ。もし、家族の誰かが欠けた状態で外食すると、帰宅してから結局、その子のごはんを作ることになるので、それなら、家で全員分を作るか……となるわけです。そんな理由もあって4人の子どもが揃うことが少ない今、なかなか外食に行けず、ヘトヘトのときでもごはんを作っているのです。 ただ私の場合、疲れているときでも子どもたちのごはんを作ることは、それほど苦ではないんですよね(なんていいながら、ブーブー文句を言ったりはしますが・笑)。最近「子どもたちとあと何年一緒にいられるのかなあ」と考える瞬間がよくあって、一緒に食事をする時間がすごく貴重に感じます。だから、今私が子どもにできる精一杯のことをしてあげたいと思ったとき、私にできることはやっぱりごはんを作って彼らの健康を支えることだな、というところに行き着くわけです。 まぁ、正直なところ、毎日毎食ちゃんと作るのはラクではないけれど、長い旅行から帰ってきた子どもたちから、「ママの料理が食べたくなってきた」なんて言われると、「仕方ないな~」なんて言いながら嬉しさがダダ漏れしちゃいます(笑)。そして、それが原動力になって、またがんばれちゃうわけなので、子どもの力ってホントにスゴイですよね。そんな感じで、これからも家族のためにごはん作りをがんばっていきます! それでは、また次回お会いしましょう。
【PROFILE】辻希美(つじ・のぞみ)
1987年6月17日生まれ。東京都出身。2000年、モーニング娘。の第4期メンバーとして選ばれ、デビュー。2004年に同グループを卒業してからも、数多くのバラエティ番組に出演。2007年に結婚し、出産・育児の為、休業。現在4児の母親として育児の傍ら、 TV・イベントに出演のほかアメブロ&インスタを日々更新中!
with online