【イベントレポート】ゼンデイヤがテニスモチーフの衣装着こなす、ルカ・グァダニーノとのタッグは「夢のよう」
映画「チャレンジャーズ」のLAプレミアレポートが到着。主演のゼンデイヤは3月下旬から本作のプレスツアーで世界各地を飛び回った。 【動画】「チャレンジャーズ」予告編はこちら 本作では、2人の男性を同時に愛するテニス界の元スター選手タシ・ダンカンと、親友同士の若きテニスプレイヤー2人の10年以上にわたる愛の行方が描かれる。タシを「スパイダーマン」「デューン 砂の惑星」シリーズのゼンデイヤが演じ、タシの虜になるパトリックにジョシュ・オコナー、アートにマイク・フェイストが扮した。監督は「君の名前で僕を呼んで」「ボーンズ アンド オール」のルカ・グァダニーノが務めた。 4月26日の全米公開に向けたプレスツアーはオーストラリア・シドニー、フランス・パリ、イタリア・ローマ、ミラノ、イギリス・ロンドン、モナコ・モンテカルロで開催。そしてツアーのラストはアメリカ・ロサンゼルスで行われた。記者会見に参加したゼンデイヤは、本作のオファーを受けた経緯を「(エイミー・パスカルの)脚本が素晴らしく、惚れ込んでしまいました。そして、ルカがこの作品を読んで監督することに興味を持ったと聞いて、夢のようでした。彼の作品の長年のファンだったから。私は彼と何らかの形で仕事をしたいとずっと思っていました。だから、この映画でそれが実現するというのは、魔法のようでした」と明かす。 またゼンデイヤは、自身が演じたタシについて「今までに読んだことも、見たこともないようなキャラクターだと感じました。彼女は(演じるうえで)私をすごく怖がらせました(笑)。だから、私は『ああ……きっと私はこの役をやる必要があるのかもしれない』と思ったんです」とコメント。グァダニーノはテニスのシーンを演出するうえで何度もリハーサルを重ねたことを明かし「テニスのアクションを、登場人物との関係にどのように反映しないといけないかを理解しようとした。だから、基本的にユニット(小さい部分)から始めました。あらゆる小さなジェスチャーからね。そして、最後のシークエンスを理解するまで、僕たちは(そこでの動きや芝居を)順応させていきました」と述懐した。 なおファッションアイコンとしても注目を集めるゼンデイヤ。各国プレミアでのファッションルックも多数到着した。テニスをモチーフにしたハイブランド衣装を華麗に着こなしている。 「チャレンジャーズ」は、6月7日より全国でロードショー。 (c) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.(c) 2024 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. All Rights Reserved.