社会福祉法人運営の飲食店の弁当などで76人が食中毒症状 群馬・前橋市
今月13日に群馬県前橋市内の飲食店が提供した料理や弁当を食べた76人が下痢や腹痛の食中毒症状を訴え、前橋市保健所は、店を3日間の営業停止処分としました。 食中毒が発生したのは、社会福祉法人「あい」が運営する前橋市荒牧町の飲食店「群馬大学特別食堂あらまき」です。あらまきは、群馬大学荒牧キャンパス内で食事の提供や弁当の仕出し・店頭での弁当販売を行う店で大学の学生食堂とは異なるものです。 保健所によりますと今月13日に店を利用した県内に住む3歳から76歳までの男女76人が下痢や腹痛などの症状を訴え、このうち1人は入院しましたがすでに退院しています。 その後の調査で、患者からウェルシュ菌が検出されたことから保健所は、この店が提供した料理が原因の食中毒と断定し、店を20日から、3日間の営業停止処分としました。