十両・白熊が初日に「憧れの先輩」 元関脇の若隆景と対戦 同郷・福島対決に「声援も楽しみ」
大相撲夏場所(12日初日、東京・両国国技館)に向け、十両・白熊(二所ノ関)が茨城・阿見町にある二所ノ関部屋で稽古を行った。相撲は取らず、基礎運動など軽めの調整した。春場所は腰痛もあり7勝6敗2休。初土俵から初めて勝ち越せなかった。「先場所はやらかしているし、そもそも十両になって8勝以上していない。9、10勝できるようにしたい」と意気込んだ。 初日は元関脇の若隆景(荒汐)と初対戦。同じ福島県出身ということもあり、「憧れの先輩でいつか当たってみたかった」と心待ち。5歳違いだが、地元の須賀川市から福島市へ出稽古し、胸を出してもらったこともあるという。「福島の人たちがどんな気持ちか聞いてみたい。声援も楽しみですね」と気合がみなぎっていた。
報知新聞社