【広島】12球団ワースト1試合平均2・21の打線が初回に3点先制 DeNAジャクソンの乱調を突く
◆JERAセ・リーグ 広島―DeNA(16日・マツダスタジアム) 広島が、初回に3点先制に成功した。この試合前まで12球団ワーストの1試合平均2・21得点と貧打にあえいでいた。今季、イニング別得点で初回は計14戦で3得点だったが、いきなりの“大量得点”となった。 36歳誕生日の秋山を今季初の1番に起用した打線は初回、いきなりの連続四球から小園の右前打で無死満塁の好機を迎えた。4番・堂林が押し出し四球を選んで先制すると、坂倉が右前適時打で続き、上本の遊ゴロ併殺打の間に1点を追加した。 初回は先頭から2安打3四球で5者連続出塁と、乱調のDeNA先発・ジャクソンに助けられた形。上本の併殺打で3点目を奪った後は、田村が初球から仕掛けて平凡な左飛に倒れ、たたみかけることはできなかった。
報知新聞社