巨人・阿部監督 フェニックス・リーグ視察へ CSでチームに勢い与える存在探す
巨人・阿部慎之助監督(45)が30日、宮崎県内で7日から行われる「みやざきフェニックス・リーグ」を視察する考えを示した。若手中心のメンバーによる実戦に熱視線を送り、ポストシーズンでチームに勢いを与える存在を探し出す意向だ。 「(若手やファームの選手は)そこで何とかアピールして、と思うんだろうし。今、ファームだからチャンスがない、というわけじゃない」。言葉に期待を込め、奮起を促した。若い力の台頭は大歓迎。今後1軍選手に故障者が出る可能性があることも想定し、有事に備える。 レギュラーシーズンを1軍で戦ったナインの調整の場としても活用する。門脇と浅野については「行かせてもいいかな」と参加を示唆。打撃の状態を落としているモンテスは「何とか調子を上げてほしいから、長い期間、行ってもらおうかな、というのも考えている」と明かした。 4年ぶりのV奪回は果たしたが勝負どころは、これからだ。CSと日本シリーズの短期決戦を見据え、万全の態勢を整える。