台風18号、台湾南部・高雄に上陸 台中以南が強風域に
(台北中央社)中央気象署(気象庁)によれば中度台風(台湾基準)台風18号は3日午後0時40分ごろ、南部・高雄市の小港付近に上陸した。勢力は今後、弱まる見込み。中部・台中市以南や南投県、東部・花蓮県、台東県、離島・澎湖県が風速13.9メートル以上の強風域に入っている。 台風18号は午後2時現在、南部・高雄の東北東約10キロにあり、時速7キロから4キロに速度を緩めつつ、北に向けて進んでいる。中心気圧は965ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートル。瞬間最大風速は45メートル。中心から半径180キロ以内は風速13.9メートル以上、半径50キロ以内は風速24.5メートル以上の強風域。 4日午後2時時点での台風の中心は、高雄の北約130キロにある予想。 午後2時現在の陸上台風警報の警戒区域は、北部・桃園、新竹、中部・苗栗、台中、彰化、南投、雲林、南部・嘉義、台南、高雄、屏東(恒春半島を含む)、北東部・宜蘭、東部・花蓮、台東、離島・澎湖。同署はこの他、北部・新北市でも降雨への警戒が必要だとしている。 (張雄風/編集:田中宏樹)