新名神の工事で死亡事故、安全対策怠った建設会社と責任者に罰金 コンクリートブロックの下敷きに
大津市の新名神高速道路の工事現場で昨年10月に男性作業員が死亡した事故で、大津区検は8日までに、労働安全衛生法違反の罪で、建設会社「NK」(大津市)と同社の現場責任者の50代男性を略式起訴した。昨年12月25日付。大津簡裁は同26日付で、それぞれに罰金20万円の略式命令を出した。 【写真】500キロのブロックが…事故の様子は 起訴状によると昨年10月21日、工事現場でコンクリートブロックを積み上げる際、立ち入り禁止区域を設けるなどの必要な安全対策を講じずに50代の男性作業員に作業をさせたとしている。男性作業員は落下したブロックの下敷きになり、死亡した。