木村昴、“スネオ役”でドラマ初主演「すごく不思議な気持ち」 7月期『クラスメイトの女子、全員好きでした』
共演に新川優愛、読売テレビ・日本テレビ系で7月11日スタート
声優の木村昴が7月11日スタートの読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』(木曜午後11時59分)でドラマ初主演を務めることが16日、分かった。併せて、俳優の新川優愛の出演も発表された。 【画像】原作『クラスメイトの女子、全員好きでした』の書影 原作は、デビュー2作目から3か月連続刊行され話題となった、爪切男氏による同名エッセイ、『クラスメイトの女子、全員好きでした』(集英社文庫刊)。小説家志望で、主な収入源は害虫駆除のアルバイトである枝松脛男(えだまつ・すねお/37)は、ある日、偶然手に入れたノートに書かれた小説を盗作し、文学賞を受賞してしまう。一躍人気作家になってしまった枝松は、担当編集の片山美晴(かたやま・みはる/34)と共にその小説を書いた真の作者を探すため動き出す。かぎを握るのは、枝松が中学時代に恋をしたクラスメイトの女子たち。彼女たちとの思い出を回想しながら、“真の作者”の真相に迫っていく。超個性的な女子たちと共によみがえる、ほろ苦くも美しき、クセ強めな思い出の数々……真の作者探しに奔走する、ポンコツコンビが贈る、どこか切なくて愛おしい、回想ハートフルコメディーが誕生する。 ピュアな主人公、枝松脛男を演じるのは、アニメ『ドラえもん』で剛田武(ジャイアン)の声を担当し、子ども向け情報番組『おはスタ』でメインMCを務めるなど、数々のアニメやバラエティー、ドラマ、舞台等で目まぐるしい活躍を見せ、マルチに活動する木村。今回が、ドラマ初主演となる。軽率にあらゆるタイプの女子に恋をしてしまうダメ男を、どこか愛おしいキャラクターとしてコミカルに演じ、ドラマの世界に新風を吹き込む。 そして、枝松のバディとなる片山美晴を演じるのは、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』や、『ギルティ~この恋は罪ですか?~』など話題作に多数出演し、確かな演技力で注目を集める新川が務める。仕事運がなく、自分より年下の編集部員から軽く見下されながらも、明るく真っすぐに生きる役どころを、ドラマ復帰を果たした新川が丁寧に演じる。 出演者、原作者、プロデューサーのコメントは以下の通り。 ○木村昴 ――今回の作品の印象や魅力について。 「『クラスメイトの女子、全員好きでした』というタイトルがすごく面白い! 物語としては全然モテなくてクラスメイトの女の子と何の関係も築けなかった男の子の話で、彼が大きくなってどんな大人になったか、なんで全員のことを好きになれたのか、どこが好きなのかが描かれていく。そこに温かなメッセージを感じました。彼の器の大きさ……、人からすると“あの人のここが変だよね”を好きになっちゃうのがとてもいいな、そういう人になりたいなと思いました。クラスにこんな人いたよね! から、絶対いないだろこんなやつ! みたいな、とにかく同級生が非常に個性的で面白いので、そこにもぜひ注目していただきたいです。今回、スネオ(枝松脛男)役ということですごく不思議な気持ちになっています(笑)」 ――新川優愛さんとの共演、印象について。 「初めてお会いした時に、『うわ! 本物だ!』と思いました(笑)。世代もそこまで離れてなくてバディ役ということで楽しみになりました。性格が真逆っぽいので、今回の撮影時のテーマは新川さんに嫌われないようにしよう! これ一点でいこうと思いました(笑)」 ――今後、撮影を通して楽しみな事や、意気込みなど。 「一発OKを連発してみたいです! 『はい! OK次!』みたいな、『一発でいけたよ』を連発したいなと思います!」 ――視聴者の皆様へのメッセージ。 「とても面白いドラマになる予感がしています。ドラマで主演を務めさせてもらうことが夢のようで正直とても緊張しているのですが、任せていただいたからには精一杯演じたいと思っています。見てくださる皆さんを楽しませられるよう頑張ります。とにかくとても惚れ込んだドラマですので、毎話出てくる同級生にも注目していただきながら、是非最後まで見ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!」