「病室の洗面台の蛇口からレジオネラ菌」新潟市民病院で医療事故 肺炎で死亡した女性の遺族と2400万円で和解
新潟放送
新潟市民病院で去年10月、入院中の70代の女性がレジオネラ菌による肺炎で死亡しました。病室の水道水からレジオネラ菌が検出され、病院は遺族に2400万円の和解金を支払うことを発表しました。 【写真を見る】「病室の洗面台の蛇口からレジオネラ菌」新潟市民病院で医療事故 肺炎で死亡した女性の遺族と2400万円で和解 新潟市民病院によりますと、去年10月、新潟市に住む70代の女性が新型コロナウイルスによる重症肺炎で入院しました。その後、肺炎が悪化しレジオネラ菌による肺炎と診断され死亡しました。 病院などが調べたところ、病室の洗面台の蛇口からレジオネラ菌が検出され、その水を口腔ケアに使ったことが感染の原因と考えられるということです。 病院は医療事故として遺族に謝罪と説明をしたうえで、和解金2400万円を支払うことで合意したと発表しました。 病院は全ての病室の蛇口の安全を確認し、水の衛生管理の徹底して再発防止に努めているとしています。
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