侍・井端監督が明大・宗山塁を視察「タイプ的には鳥谷。打つ方も含めて」ドラフト目玉、即戦力ショートを称賛
◆東京六大学野球春季リーグ戦第2週第1日▽明大-東大(20日・神宮) 侍ジャパンの井端弘和監督(48)が神宮球場を訪れ、今秋ドラフトの目玉、明大・宗山塁遊撃手(4年=広陵)を視察した。 宗山は2月末のオープン戦で死球を受け、右肩甲骨を骨折したが、2打席連続のタイムリーと攻守に躍動。井端監督は「怪我あけで、もうちょっとかかると言われた中、出られているところで一安心。動き的にも問題なくやっている」と目を細め、「守備は抜群ですし、広角に打てるのも持ち味。また振れ出した感じがある。力強いスイングも去年より増していると感じた。あと1年あるし、きちんとレベルアップしてほしいなと思う」と期待を込めた。 スカウトの間では「獲得できた球団は10年間、ショートは安泰」との声も出ている。指揮官は守備の魅力に「安定感。派手なプレーをしないといけない時は、できる。手堅く捕ることもできる。打球に応じて、いろんな捕り方が大学生でできるのが彼の一番のすごさ」と称賛した。 プロ野球では誰タイプ?との問いに「早い段階からチームの主力を張れる選手だと思うし、タイプ的には鳥谷。打つ方も含めて」と即戦力との評価を示した。
報知新聞社