芸歴20年以上のベテランも! アカデミー賞2024「初受賞」の6人をおさらい
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ:助演女優賞(『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』)
ブロードウェイで上演されたミュージカル『ゴースト』の霊媒師オダ・メイ役で知られるダヴァインは、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』で演じたメアリー役でも高い評価を得ている。 出演したアクション・スリラー映画『Shadow Force(原題)』や、アクション・コメディの『Bride Hard』も、近く公開の予定。
ロバート・ダウニー・Jr.:助演男優賞(『オッペンハイマー』)
11年にわたり、『アベンジャーズ』などのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でアイアンマンを演じてきたロバート・ダウニー・Jr.に、初のアカデミー賞受賞をもたらしたのは、『オッペンハイマー』で演じたアメリカ原子力委員会のルイス役。 2024年から配信が開始された『The Sympathizer(原題)』や、シェーン・ブラック監督の『Play Dirty(原題)』への出演も予定している。
ホリー・ワディントン:衣裳デザイン賞(『哀れなるものたち』)
映画『哀れなるものたち』でエマ・ストーン演じる主人公ベラが身に着けた衣装は、ヴィクトリア時代のスチームパンクの世界観や、オートクチュールのラッフルドレスからインスピレーションを得たものだという。 彼女はアカデミー賞のほか、英国アカデミー賞も受賞。ベラの衣装を真似るファンも多いことから、今後の成功も確実視されている。
ジェニファー・レイム:編集賞(『オッペンハイマー』)
『オッペンハイマー』の多くのスタッフやキャストと同じように、ジェニファーもすでに10年以上映画に関わる仕事をしている。編集として2005年に初めて携わったのは、パリス・ヒルトンとニコール・リッチーが出演したリアリティ番組『シンプル・ライフ』。 アメリカ出身の彼女が手がけたその他の作品には、同じくノーラン監督の『TENET テネット』に加え、『ヘレディタリー/継承』、『ミッドサマー』、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』などがあり、英国アカデミー賞やクリティクス・チョイス・アワードなどの主要な賞でもノミネートされている。