少女誘拐などの疑いで逮捕の60代スクールサポーター、懲戒免職 職員の個人情報など持ち帰りも判明 佐賀県警
佐賀県警は13日、スクールサポーターで会計年度任用職員の男性(65)を懲戒免職処分にした。派遣先の学校に通う少女を車に乗せて連れ出したとして未成年者誘拐容疑で6月に逮捕していた。県警職員の個人情報などを持ち帰っていたことも判明した。 県警監察課によると、男性は警察官として勤務していた2021~22年度に、職員の個人情報を私物のハードディスクに保存していた。県警は、県個人情報保護条例違反の容疑で8月15日に男性を書類送検した。外部への流出などは確認されていない。 未成年者誘拐容疑と勤務中に別の少女の下着を盗撮しようとした性的姿態等撮影処罰法違反(撮影未遂)容疑について、佐賀地検は不起訴処分としている。同課によると、男性は事実関係を認めていて、「軽率な行動で組織に多大な迷惑をかけ、大変申し訳ない」などと話したという。