米女子ゴルフ・西郷真央、新人賞獲得に「本当にうれしい」 師匠・ジャンボ尾崎には「年末にはあいさつに行って報告」
◇24日 米女子ゴルフ最終戦 CMEツアー選手権最終日(米フロリダ州、ティブロンGC) 西郷真央(23)=島津製作所=は66と伸ばして通算8アンダーの25位になり、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)に決まった。日本人では1990年の小林浩美以来2人目。ジーノ・ティティクル(タイ)が通算22アンダーで今季2勝目、通算4勝目を挙げた。 「古江彩佳さんだったり、自分の尊敬する日本人の先輩たちでさえ成し遂げられなかった賞。自分なんかが…とは思うけれど、目標としていたものを獲得できて、本当にうれしい」 新人賞は成績に応じたポイントで決まり、1位で今大会に臨んだが、2位選手が42位で終えたことで、すんなり逃げ切り。最終日は6番でイーグルも取り、花を添えた。 昨年12月の出場予選会を突破しツアーに乗り込んだ。春先は苦しんだが、6月以降はトップ10に入る試合が増えてきた。「この1年、最終戦に出ることと、新人賞を目標にしてきた」と言い、終盤は7連戦に挑んだ。 師匠はジャンボ尾崎。「新人賞っていうものを知らないんじゃないかな。年末にはあいさつに行って、今年の結果報告と来年の目標をちゃんと伝えたい」。その目標とは、今年できなかったツアー初勝利だ。 (写真はAP)
中日スポーツ