姿を現すのは数分間…岩肌に「夏至観音」今年も出現 香川・小豆島町
KSB瀬戸内海放送
香川県の小豆島で、この時季の晴れた日にだけ見られる「夏至観音」が2024年も姿を現しました。 【写真】洞窟の岩肌に現れた夏至観音
小豆島町にある小豆島霊場の1番札所、洞雲山。午後3時ごろ、日光が洞窟の岩肌に差し込むと、頭を少し右に傾けて錫杖を持った観音像が浮かび上がりました。 「夏至観音」と呼ばれるこの現象は、毎年夏至の前後の約50日間、晴れた日の午後3時ごろに数分間だけ見ることができます。 (参拝者) 「初めて来させていただいて初めてで見られたということで、ものすごく感動しています」 夏至観音は、35年前お遍路さんが記念撮影をしたときに、岩肌に観音像が映っているのに気付いたことがきっかけで広まったそうです。
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