公式キャラ「タッピィ」誕生 龍郷町 町制施行50周年で公募
鹿児島県龍郷町は26日、公募により決定した町公式キャラクターを公表した。龍をモチーフにしたかわいらしい見た目の「タッピィ」。鹿児島市在住の平山陽一さんが考案した作品が選ばれた。町は「タッピィが龍郷町民に愛されるキャラになるよう周知していく」としている。 町のイメージアップや情報発信、町制施行50周年を盛り上げることを目的に公募。龍郷町が好きな国内在住の人(プロ・アマ不問)を対象に、2023年9月~11月末にキャラクターのデザインと愛称を募集し、全国から計79点が寄せられた。
作品は同町役場職員が一次審査を行い21点に絞り、辰(たつ)年生まれの町内の小学生128人が投票した選考会や、町商工会観光部会による選定を経て決定した。 キャラクターの愛称は「龍(タツ)郷町に幸せ(ハッピー)を運んでくれる」が由来で、町民の結いの気持ちや優しさから生まれた妖精という設定。龍郷柄の大島紬や町花のヒカンザクラ、町木のリュウキュウマツなどのデザインをあしらった。 考案した平山さんは「タッピィをこれから幅広く、龍郷町の情報・魅力発信やさまざまなPR活動などに活用していただけることを心から願っている」とコメントした。 タッピィは26日発行の町広報紙7月号に掲載。今後は、町制施行50周年記念行事に合わせたキャラクターの活用方法を検討していく。
奄美の南海日日新聞