りんくうアイスパークで開かれたカレーサミットでフレッシュジュースを手に献血をPRするピーチとフェデックスの社員＝24年3月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　関西空港対岸の「りんくうアイスパーク」（大阪・泉佐野市）で3月9日、ピーチ・アビエーション（APJ/MM）とフェデックスが献血活動を実施した。泉佐野市が主催する「カレーサミット」に日本赤十字社の献血車を誘致し、献血した来場者には、献血の包装袋をイメージした特製のフレッシュジュース「Shake」をプレゼントした。 【写真】ジュースを手に献血をPRするピーチとフェデックスの社員 　両社は関空で最大規模の旅客便と貨物便を運航しており、ピーチは関空を拠点として2012年3月1日に就航し、フェデックスは中継物流拠点「北太平洋地区ハブ」を2014年4月1日に開設。ピーチの遠藤哲常務によると、両社で社会貢献活動ができればと2023年夏から準備を進め、泉佐野市が開くカレーサミットで献血活動を行うことにしたという。 　これまでもピーチの格納庫をフェデックスが使用するなどの交流があり、両社による社会貢献活動の第1弾は「社会的にニーズがある」（遠藤常務）と献血を選び、ジュースを冷蔵できるスタンドなどの準備を進めた。 　会場では、献血した先着100人にジュースをプレゼント。素材にこだわった栄養豊富な5種類のフレッシュジュースから2種類を選んでもらい、オリジナルのミックスジュースを楽しんでもらえるようにした。 　5種類のジュースは、パイナップルとブルーベリーの「パープルチャージ」、パイナップルとキウイのイエローチャージ、オレンジとマンゴーの「オレンジチャージ」、ホウレンソウとリンゴの「グリーンチャージ」、バナナとイチゴの「ピンクチャージ」で、むくみ予防になるカリウムや、風邪の予防になるビタミンCなどを摂取できる素材を選んだ。 　遠藤常務によると、今後も関空などで年に数回さまざまな形の共同イベントを開催していきたいという。