オートバックス、中古車販売のオトロンカーズを完全子会社化 12都県に16店舗展開
オートバックスセブンは31日、自社ローン専門の中古車販売店「オトロン」を運営するオトロンカーズ(吉武誠一代表、千葉市中央区)を8月30日付で完全子会社化すると発表した。オートバックスセブンとの間に人的・資本関係はなかったが、中古車販売事業の競争力強化に向けて買収を決めた。同社は、2026年度までに用品小売りの「オートバックス」を含め、新規で100拠点拡大する方針を掲げており、その一環となる。 オトロンカーズの資本金は5千万円。12都県に16店舗を展開している。今回の子会社化に当たって株式の譲渡契約は締結済み。新体制に移行後も、代表者や社名の変更は行わないとしている。 オートバックスセブンは取得価格を非公表としているが、25年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。