「毎朝何かが起きる」4児の母親の"送迎が遅れる理由"に共感の声
子どもが小学生や中学生になっても、学校への送迎は保護者が行う地域も多いアメリカ。しかし、子どもたちを連れて時間通りに動くことはなかなか難しいもの。ある4児の母親がTikTokに投稿した「子をもつ親の日常」についての動画が、多くの人の共感を呼んでいます。 【動画】「娘が歯磨き粉で壁面を…」4児の母親の"送迎が遅れる理由" 米テネシー州チャタヌーガに住むケイトリン・ウィッテンバーグさんは、先日、子どもと時間通りに準備することの難しさを表現した動画を投稿。その中で、5歳の娘を学校に送り届けたときに予定の時間より7分遅れたことで、学校側にその理由を聞かれたことに言及。そして自虐を交え、子育てのリアルを告白しました。 「40分の遅刻をしていたのなら、安全上の理由や何かあったのかなと思うのもわかるけど、7分の遅刻でなんといったらいいの!? 」 「娘は今朝、歯磨き粉を使って壁画を描きました。それで私はどうやらそのアートを応援している人なんだって。もう一人の娘は、鼻血を出して、くしゃみをしました。今は家が犯罪現場のようになってるから、掃除業者をよばなきゃいけないみたいだ」 さらには、コートを着たくないと駄々をこねた娘から、学校では認められていない“蜂のコスチューム”を着たいというお願いも…。ケイトリンさんは、多くの親は遅刻の理由に「交通渋滞」を記入する人が多いと言いますが、それは便宜上であり、実際はさまざまな事情があるだろうと述べました。 投稿には、5,000を超えるコメント※2023年11月14日時点が寄せられ、共感する人が続出! 今年すでに3回も「交通渋滞」を遅刻理由に書いたという人や、子どもたちが時間通りに車に乗らなかったため「車のトラブル」と書いた母親など、それぞれのユニークな“遅刻事情”に注目が集まっています。 ・何回、遅刻の理由に「靴下」と書いたことか… ・前回は、「人生は大変なんだ、がんばってるんだ」と書きました ・“シャツのそでが手首に触れていたから” ・フロリダに住んでいた父は、いつも「私道の雪」と書いていた またケイトリンさんは<TODAY>のインタビューで、「毎朝、何かしらが起こる」と言及。この投稿が多くの人の共感を呼んでいることに対しては「うれしい」としたうえで、“完璧な母親”でいることのプレッシャーについて、自身が感じることも語りました。 「多くの人が“完璧であるべき”と感じることも多い気がしますし、学校に遅れるのは、多くの恥がともないます。まるで、『朝をきちんとはじめることすらできなかったの? 』という感じ。だから多くの母親が、自分だけではないことを知って安心したのではないかと思います。そしてもちろん、その人たちは“失敗”したわけではないのです」 母親として日常に感じたことを、SNSを通して赤裸々に投稿しているケイトリンさん。彼女の正直な気持ちは、多くの親たちの心に響くものがあるのかもしれませんね。