小動き懸念の日本株市場で注目したい直近上方修正3銘柄
アメリカ株とのデカップリングが進む、足元の日本株相場。だが、来週はアメリカの主力企業の決算発表が日本株にも影響を及ぼしそうだ(写真:ブルームバーグ)
1月20日の日経平均株価は、前日19日のアメリカ株式市場でダウ平均株価が前日比252ドル安と3日続落になったことを受け、小幅続落で始まった。ただ、前日の日経平均が前日比385円安と急落した反動や、時間外のアメリカ株先物の上昇もあり、次第に値頃感からの買い戻しが優勢となり、終値では前日比148円高の2万6553円と反発した。 来週(1月23~27日)の東京株式市場は、日本銀行の金融政策決定会合通過後の手がかり材料難によって買い手控え姿勢が強まり、2万6000円台半ばを軸とした方向感に乏しい推移となりそうだ。ただ、アメリカで半導体関連をはじめとした主力企業の決算発表が本格化することから、その影響が国内ハイテク銘柄に及ぶ可能性もある。 来週の日経平均の想定レンジは2万6200~2万6800円とする。
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冨田 康夫