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（ブルームバーグ）： 中国人民銀行（中央銀行）は15日、中期貸出制度（ＭＬＦ）の１年物金利を2.5％に据え置くとともに、銀行システムから２カ月連続で資金を引き揚げた。人民元を押し下げる圧力が高まる中で、金融緩和に慎重な姿勢を示唆している。

人民銀は実質的に700億元（約１兆4850億円）の資金吸収を実施。４月に期限を迎えるＭＬＦ資金1700億元に対し、この日のＭＬＦ供給額は1000億元。３月は2022年後半以来の資金吸収だった。

金融当局は経済リスクをコントロールし、米国との政策の開きに対処するという一段と困難な課題に直面している。米国ではインフレ率が高止まりしているため、利下げ観測が後退。緩和的な金融政策の採用は、成長を後押しする一方、通貨安や資本逃避を悪化させる可能性もある。

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原題：PBOC Withdraws Net 70b Yuan Via MLF; Rate Kept Unchanged、China Drains Cash Via MLF for Second Month Amid Yuan Concern（抜粋）

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