「父の日」にヒマワリを 生花店がギフト提案 青色や葉物と合わせ
「父の日」を前に生花店の商戦が活発化している。気温上昇を踏まえ、ヒマワリを中心に、日持ちの良い葉物と黄色や青の花を組み合わせて提案する。ヒマワリの日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は物日を前に続伸し、12日時点では平年比15%高となった。 【データで見る】ヒマワリの日農平均価格と取引量 青山フラワーマーケットは、ヒマワリとミントなど初夏のグリーンを合わせた爽やかなアレンジメントとブーケを提案する。ブーケは2750円など。店頭では6月に入って看板やポスターでPRしている。 日比谷花壇はヒマワリがメインのそのまま飾れる花束「パパシュシュフルール」を販売する。Sサイズで2500円。「母の日」に好評だった、スマホなどで注文し、店頭で受け取れるモバイルオーダーを「父の日」も展開する。 生花店チェーンのカレンドは生花の他に、バラの形をしたグミをブーケのように束ねた商品やヒマワリの形のソープフラワーも展開する。担当者は「店頭では生花のヒマワリを使ったブーケやアレンジが人気」と話す。
日本農業新聞