悲願の初優勝! 地元開催で頂点に 森AW鹿屋が逆転勝利 日本女子ソフトボールリーグ
南日本放送
鹿児島県南九州市で3日間行われた、日本女子ソフトボールリーグの鹿児島大会。鹿屋市が拠点のMORI ALLWAVE KANOYAは4日、優勝決定戦に臨み、悲願の初優勝を果たしました。 【写真を見る】悲願の初優勝! 地元開催で頂点に 森AW鹿屋が逆転勝利 日本女子ソフトボールリーグ 南九州市知覧町で開かれた最終節。優勝を争うリーグ戦で、3連勝を果たした森AWは、優勝決定戦で千葉のVONDS市原と対戦しました。 (記者)「快晴の南九州市、多くのファンが会場に駆け付けました。森AW鹿屋、悲願の初優勝へ。まもなくプレーボールです」 森AWの先発は、鹿児島市出身の竹原。相手に的を絞らせない投球で、1回、2回とスコアボードに0を並べます。 しかし、3回表。先頭バッターに2ベースで出塁を許すと、送りバントで1アウト3塁に。すると、続くバッターに内野安打を打たれ、先制を許します。 追いかける森AWは5回、竹原に代わり中野がマウンドへ。池田監督が「流れを変えることに期待して託した」という中野が、完璧な投球を見せ、三者凡退に抑えます。 すると、そのウラ、2アウトから谷川がフォアボールで出塁し、続くラストバッターの山根。レフトオーバーのタイムリー2ベースで同点に。なおも、一打勝ち越しのチャンスで、打席には伊佐市出身の藤田。 (藤田直選手)「ここで試合をひっくり返したいという気持ちで打席に立った」 レフトへのタイムリーで森AWが逆転に成功します。 最終回もマウンドに上がった中野。「ゼロに抑える気持ちで投げた」と、テンポよくアウトを重ね2アウト。そして、最後のバッターを三振に切り試合終了。 2対1で逆転勝利の森AW鹿屋が、地元開催の大会で悲願の初優勝を果たしました。 (永山愛実キャプテン)「うれしい、の一言。地元開催で目標にしてきた優勝ができたのも、応援に来てくれた人たちのおかげ」 (池田一未監督)「ほっとしたというのが素直な気持ち。応援に後押しされて逆転できたと思う」 表彰式では最終節のMVPが発表され、森AWの竹原選手が選ばれました。
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