豊田市西山公園で開催された「とよたガーデニングフェスタ2024」のサインボード。

　「とよたガーデニングフェスタ2024」が4月27日～29日の3日間、西山公園（豊田市西山町1）で行われた。（豊田経済新聞） 【写真】豊田・西山公園で「とよたガーデニングフェスタ」　今年で44回目 　豊田市が掲げる「花やか豊田プラン」の推進と、市民の緑化意識の高揚を目指して、定期的に開催しているもので、今回で44回目。 　今年は「Let’s enjoy!ガーデニング」をテーマに、会場では、花苗や苗木、ガーデニングに必要な園芸資材の販売をはじめ、テレビ出演もあるガーデナー・天野麻里絵さんらによるトークステージ、造園業者によるモデルガーデン展示などの催しが行われた。 　初日の27日は小雨がちらつくあいにくの天気の中、開園前から多くの来場者が長蛇の列を作った。開園と同時に続々と入園すると、お目当ての品を求めてブースを見て回る人や、ブースのスタッフとガーデニング談議に花を咲かせる人の姿などが見られた。 　季節の苗を使った寄せ植えや、壁に掛けたり、つるしたりして空間を華やかに演出するハンキングバスケットの体験講座は受付に長い列ができるほど人気を集めた。参加者は、用意された花苗と園芸資材を使い、自分だけの寄せ植えやハンキングバスケットを作ろうと夢中で作業に取り組み、完成すると、その出来栄えに笑顔を見せていた。 　モデルガーデン展示では、茶室を思わせる畳と大きな傘が目を引くものや南国の雰囲気を感じさせるもの、猿投農林高校の生徒によるものなどが展示され、写真を撮る来場者も多く見られた。