チアゴ・シウバは今シーズン限りで引退か 今月からUEFA Bコーチライセンスの取得を開始
それでもチェルシーには欠かせない
チアゴ・シウバの引退が刻一刻と近づいている。 英『The Standard』によると、チェルシーに所属するDFチアゴ・シウバはキャリアの終わりに向けて準備を進めており、今月からUEFA Bコーチライセンスの取得を始めているという。同選手がスタンフォード・ブリッジに別れを告げるのは時間の問題のようだ。 39歳で迎えた今シーズンは、多少年齢を感じさせられるプレイも見せているが、それでも、チーム内でチアゴ・シウバより多くプレイしたのはコナー・ギャラガーとアクセル・ディサシだけで、同選手は全コンペティションで2221分間プレイしている。 これはチアゴ・シウバのピッチ外での働きぶりを証明するもので、同選手は自宅に高気圧酸素治療室を設置するなどコンディション作りに徹底している。 また同メディアによると、チェルシーでの引退の可能性もあるが、最後の移籍が実現する可能性もあるとのこと。チェルシーとの契約が今シーズン限りで満了となるチアゴ・シウバには、この半年間でかつて所属していたブラジルのフルミネンセやサウジアラビアの強豪アル・ナスルが獲得に興味を示しているという。 様々な噂が飛び交うが、今シーズン限りでチェルシーの選手ではなくなる可能性が高まるチアゴ・シウバ。果たしてチェルシーで現役生活に幕を閉ざすのか、それとも母国やサウジアラビアでもう一花咲かせるのか、ブラジルの闘将の選択から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部