横浜FMのDF畠中槙之輔がC大阪に完全移籍「今F・マリノスはまた新しく生まれ変わる時期だと思います」
セレッソ大阪は28日、横浜F・マリノスのDF畠中槙之輔(29)が完全移籍加入することを発表した。 【写真】「全然違う」「びびる」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 神奈川県出身の畠中は東京ヴェルディのアカデミーで育ち、2014年にトップチーム昇格。2016年にFC町田ゼルビアへ期限付き移籍した後に東京Vへ復帰し、2018年8月に横浜FMへ完全移籍した。 横浜FMではJ1通算145試合で3得点を記録し、2度のリーグ優勝などに貢献。また、2019年3月に日本代表デビューを果たし、国際Aマッチ通算10試合に出場している。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント ●DF畠中槙之輔 (はたなか・しんのすけ) ■生年月日 1995年8月25日(29歳) ■出身地 神奈川県 ■身長/体重 185cm/83kg ■経歴 横浜すみれSC-東京Vジュニア-東京V Jrユース-東京Vユース-東京V-町田-東京V-横浜FM ■出場歴 J1リーグ:145試合3得点 J2リーグ:90試合4得点 J3リーグ:4試合 J1昇格プレーオフ:1試合 カップ戦:14試合 天皇杯:8試合2得点 ACL:13試合1得点 ■コメント ▽C大阪 「セレッソ大阪に関わる皆さま、初めまして、横浜F・マリノスから来ました畠中槙之輔です。悲願のJ1優勝のタイトルを獲れるように、全てを賭けて共に闘いたいと思います。簡単な目標ではないですが、今まで経験してきたことを少しでもこのチームに還元して頑張ります!最後まで熱いシーズンにしましょう!また、関西は初めての土地で右も左も分からないので、早く慣れるようにおすすめのお店など教えてもらえるとうれしいです。よろしくお願いします!」 ▽横浜FM 「来シーズン、セレッソ大阪に移籍することになりました。 まず初めに、今シーズンも最後まで最高な応援をありがとうございました。 シーズン初めに掲げていた目標のタイトル獲得は、僕の力不足もあり、叶いませんでした。 皆さんと喜びを分かち合えなかったことは本当に悔しかったし、申し訳ない気持ちです。 振り返ってみると2018年8月、まだJ2での実績しかなかった僕に夢や希望とチャンスを与えてくださったこの横浜F・マリノスには本当に感謝しかありません。 F・マリノスでの約7年間は僕にとってかけがえのない、一生忘れることのできない宝物になりました。 まずデビュー戦となった天皇杯でのベガルタ仙台戦。 負けてしまったけれど、デビュー戦でゴールを決めた時のあの三ツ沢の光景、ファン・サポーターの声量、熱気、今でも忘れられません。 『これがJ1か、これがF・マリノスなのか』と、今でも鮮明に覚えています。 また、アウェイでの試合の時、どんなに遠くの海外だったとしても、常にたくさんのファン・サポーターの方々が応援に駆けつけてくれているのを見た時は、本当に心強くて、たくさん背中を押してもらいました。 その中でプレーするのは本当に楽しかったし、プレーする喜びがそこにありました。 夢のまた夢だった日の丸を背負って戦うチャンスも掴めましたし、何よりJ1優勝を2度も皆さんと一緒に経験することができて、言葉に表せないくらい最高な瞬間をたくさん味わえました。 それと共に悔しい思いもたくさんしました。 優勝争いをしている最中での2度の大怪我。後一歩届かなかったACLのタイトル。 なかなかチームに貢献できない苦しい時期を過ごしましたが、チームメイトやコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、ファン・サポーターの皆さんに支えられました。 ここには書けないくらい、トレーナーの日暮さんとたくさんぶつかりました。 それでもちゃんと復帰できているのは、やっぱり日暮さんのおかげだと思います。この場をお借りして感謝したいと思います。ありがとうございました! そして2度の大怪我からの復帰戦、ファン・サポーターの皆さんが歌ってくれたチャントは今までで1番大きく聞こえ、とてもうれしく、体に響き染み込んできたことを今でも忘れません。 ピッチに戻るために必死に長いリハビリを頑張ってよかったと心から思いました。本当にありがとうございました。 どのチームにもあるように、今F・マリノスはまた新しく生まれ変わる時期だと思います。新しい監督になって、戦術も浸透するのに時間がかかるかもしれません。 ただ、間違いなく選手たちの持っている熱量だったり、クオリティがあれば最高なサッカーができると信じています。 僕がたくさん背中を押してもらえたように、横浜F・マリノスのエンブレムを背負ってこれからも戦い続ける選手たちをまた力強く支えてあげてください。 僕はまた自分と向き合いさらに成長して、来シーズンさらに進化したF・マリノスと対戦することを楽しみにしています。 最高に楽しかった7年間、本当にありがとうございました!」