貯蓄額は年収に比例しない?貯蓄下手な人がやりがちな行動3選。ブラックフライデーの散財に注意
貯蓄下手な人の行動(1)無計画な旅行やレジャーが多い
支出の中で大きな出費となりやすいのが、旅行やレジャーに関する費用です。 最近では宿泊費も高騰していることから、短期間の旅行であっても費用が膨らむことも珍しくありません。 貯蓄下手な人は、思い付きで旅行へ出かけたり、予算を決めずにレジャーに行ったりするケースが多く見られます。 もちろん家族でレジャーを楽しむことは大切ですが、こうした大きな出費は計画的に費用を準備しておくことが大切です。 たとえば「年に1度は家族旅行に行きたい」という場合は、そのための費用を概算し、「毎月いくら貯蓄すればよいか」ということをきちんと把握しておく必要があります。 金融機関では毎月決まった金額を自動で貯蓄に回す「積立定期預金」などもありますので、そうした商品を活用するのもひとつの方法です。
貯蓄下手な人の行動(2)クレジットカードに頼りすぎる
クレジットカードは、スムーズに支払いができる便利な決済手段です。 しかし、無計画にクレジットカードを利用していると、「請求額を見てビックリする」ということにもつながりかねません。 クレジットカードを上手に活用するためには、毎月の予算をきちんと決めておくことが大切です。 そのためには、定期的に利用明細を確認し、「今月はいくら使っているか」ということをこまめに把握するようにしましょう。 また、「クレジットカードは食費や日用品費の支払のみに使う」など、目的を決めておくこともおすすめです。
貯蓄下手な人の行動(3)家計がどんぶり勘定
ある程度の年収があり、生活に余裕がある世帯ほど気を付けたいのが、「家計がどんぶり勘定になりやすい」という点です。 一定程度の年収がある世帯は、支出を切り詰めなくても生活が成り立つことから、「毎月の支出を正確に把握していない」、「支出がかさんでも何となくやっていける」というケースが多く見られます。 しかし、きちんと貯蓄に取り組むためには、「毎月どれくらいの収入があって、どれくらいの支出があるか」ということをしっかりと把握しておく必要があります。 最近ではスマートフォンで家計を管理できるアプリなども充実していますので、そういったサービスを活用してみるのもよいでしょう。