マッツ・ミケルセン主演最新作 デンマーク開拓史の裏に隠された、ある愛の物語 映画『愛を耕すひと』
マッツ・ミケルセンが、母国デンマーク開拓史の英雄を演じた最新作、映画『愛を耕すひと』の日本公開日が決定し、あわせて、予告映像とポスタービジュアルが公開された。 第62回ベルリン国際映画祭でふたつの銀熊賞に輝いた、18世紀デンマーク王宮を舞台にしたラブストーリー『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』以来となる、ニコライ・アーセル監督と“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンの2度目のタッグが実現。ふたりが再び描くのは、時を同じくしたデンマーク開拓史の裏に隠された、ある愛の物語。 原作は、イダ・ジェッセンによる史実に基づく歴史小説「The Captain and Ann Barbara(英題)」。発売前に読んだアーセル監督が感銘を受け、マッツに声をかけたことで本作の企画が動き出したという。そして、『悪党に粛清を』『ライダーズ・オブ・ジャスティス』など、これまで多くのマッツ出演作に携わってきたアナス・トマス・イェンセンも脚本に加わり、壮大で美しい一大叙事詩が映画化される。 舞台は18世紀デンマーク。退役軍人のルドヴィ・ケーレン大尉は、貴族の称号を懸け、ひとり荒野の開拓に名乗りを上げる。しかし、それを知った有力者フレデリック・デ・シンケルが、ありとあらゆる手段でケーレンを追い払おうと躍起になる。襲い掛かる自然の脅威とデ・シンケルからの非道な仕打ちに抗いながら、彼のもとから逃げ出した使用人の女性アン・バーバラや家族に見捨てられた少女アンマイ・ムスとの出会いにより、ケーレンの頑なに閉ざした心に変化が芽生えてゆく。 この度公開された予告映像は、マッツ・ミケルセン演じる退役軍人のケーレン大尉が、成功の報酬に〈貴族の称号〉が欲しいと口にし、一同に失笑される場面で幕を開ける。誰もが諦める難攻不落の未開の地の開拓に挑むケーレンの前に、自らの権力が揺らぐことを案じ土地の所有権を主張する有力者フレデリック・デ・シンケルが立ちはだかる。後半では、称号を懸け孤独に闘う彼が、夫を失った女性アン・バーバラや捨てられた少女と出逢い家族のように心を通わせていく様子や、肌の色の違いを理由に虐げられる少女を巡って葛藤する様子が描かれる。予告映像のナレーションは、「ハンニバル」シリーズや『ドクター・ストレンジ』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』など多くの作品でマッツ・ミケルセンの吹替を担当する人気声優、井上和彦が担当している。 映画『愛を耕すひと』は、2025年2月14日(金)より全国公開。
otocoto編集部
