福井市の飲食店、鶏肉のコース料理で2人食中毒 カンピロバクター検出
福井県の福井市保健所は8月26日、市内の飲食店が調理、提供した料理を食べた県内の40代2人が下痢や発熱などの症状を訴え、食中毒と断定したと発表した。2人の便から食中毒の原因となる細菌カンピロバクターが検出された。ともに入院しておらず、症状は回復に向かっている。 市は食品衛生法に基づき、同店を26、27日の2日間営業停止処分とした。同店は20日から営業を自粛している。 市保健所によると、2人は15日午後6時ごろ、6人グループで同店を利用し、ささみユッケや胸肉たたきなど鶏肉のコース料理を食べた。17日正午ごろから18日正午ごろにかけて症状が出て、それぞれ越前町内の医療機関を受診した。
福井新聞社