【漫画】カラオケの誘いを「くだらない」と断った哲学少女に、ギャルの返しが最強すぎる!【作者インタビュー】
哲学的な思想を語る女の子に、ギャルは?
クラスメイトのギャルたちに「カラオケ行かない?」と誘われた女の子。しかし彼女は「くだらないことに時間を使いたくない」と断ります。ニーチェの哲学本を読みながら、「一度しかない人生、有意義なものにしたい、価値ある人間になりたい」と自分の思想を語っていると、ギャルたちから思わぬ言葉が……! 【マンガ本編】カラオケの誘いを「くだらない」と断った哲学少女 「ニーチェってさー」ギャルの言葉に考えが変わる? まの瀬さん(@manosejiro)による創作マンガ『哲学的少女とギャル』がX(旧:Twitter)で公開されました。予想外の展開に、読者から「この子たちめっちゃ好き」「笑った」「ギャル強すぎる」「悟り開いてギャルになった説」などの声があがり、投稿には9000件を超える「いいね」がついています。 作者のまの瀬さんに、お話を聞きました。 ーー『哲学的少女とギャル』のお話が生まれたきっかけを教えて下さい。ご自身も哲学にご興味がおありなのでしょうか? 僕自身も哲学に興味があり、大学の頃はカッコつけてキルケゴールとかニーチェとかに手を出してたのですが、よく分からず……。それを今考えたら結構実存主義に偏ってたな、と思って、今回のマンガを描きました。 ーーギャルたちの返しが予想外で面白かったです。今回のお話を描くうえでこだわったポイントや心がけたことなどはありますか? 普段から心がけてることですが、ギャップを作ることにこだわりました。一見軽そうなギャルが哲学に詳しいっていうギャップが面白いかな、と思ってます!
ーー作品に寄せられた感想で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。 これは初回に投稿した時の反応ですが、「『僕とツンデレとハイデガー』という本を思い出した」っていうコメントがあって、この本がまさに僕が最初に実存主義の入門書として読んだモノだったのでびっくりしました。 ーー『この復讐にギャルはいらない』の最終4巻が2024年9月27日に発売されました。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか? 「この復讐にギャルはいらない」は、両親を殺された元殺し屋の男の子と、刺客かもしれないギャルとの交流を描いたマンガです。重すぎる過去を持った主人公ですが、軽いノリのギャルにすぐほだされそうになるところが魅力かな、と思います。疑心と希望の間で揺れ動く主人公の葛藤を見ていただければと思います。
マグミクス編集部