「真威人いいな!」藤岡真威人が父・藤岡弘、との役作りエピソードを物まねを交えて明かす<君とゆきて咲く~新選組青春録~>
7月24日、現在開催中の「テレ朝夏祭り」特設ステージで「君とゆきて咲く~新選組青春録~」の会見が行われた。これは、7月17日夜0:15より新章がスタートしたのを記念したもの。“漫画の神様”手塚治虫の隠れた名作を「前田拳太郎×奥智哉」という気鋭の若手二人のW主演で初映像化。前田、奥をはじめ、杢代和人、羽谷勝太、柊太朗、庄司浩平、駒木根葵汰、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人、高野洸が気温30度超えの中、涼やかな浴衣姿で颯爽と登場。現れるやいなや、暑さを吹き飛ばす勢いで詰めかけた約1000人の観客から黄色い歓声が上がった。 【写真】羽谷勝太の筋肉と杢代和人の顔の大きさを比べる一幕も 同作は、幕末の時代を生き、はかなく散っていった新撰組隊士たちの青春群像劇を、殺陣パフォーマンスや剣舞を取り入れた新たなスタイルで描く。メインキャラクターのクールな新人隊士・鎌切大作を前田が、復讐に燃える少年・深草丘十郎を奥が演じる。 ■高野が撮影所で出会った人物 撮影は京都撮影所で行われており、前田らは私服情報や現場やホテルでの過ごし方などのエピソードを披露した。中でも高野が「格好いい人いるな」と思っていたところ、その人物がドラマ「大奥」(2024年1月~3月、フジテレビ系)撮影中の亀梨和也で、あいさつしたことを明かした。 ほか、筋トレがブームになっており、筋肉自慢がいるという話題に。ベンチプレス120kgを上げられるという羽谷をはじめ、杢代、阪本が上腕の筋肉を披露した。さらに、前田と奥も筋肉を披露する流れになり、奥はゲームで鍛えたといい笑わせた。 さらに、新エンディング「凛の花」のサビ部分の振り付けを観客と一緒に踊るための振り付け講座が行われた。 ■藤岡真威人が役作りのため父・藤岡弘、からアドバイスを受ける そんな中、「新撰組を題材にしたドラマということでアドバイスをもらった人や参考にした人などがいれば」という質問が。 永田からは、同じ山南敬助を演じた堺雅人との縁を感じさせるエピソードが飛び出した。京都の撮影所に入ったとき、楽屋の名前が「永田雅人」になっており「いや違うやん、誰?」とツッコむも、間違っているけど堺と同じ字で縁を感じ、その後のカツラ合わせでは、頭に合うものがなかなか見つからず、ようやく見つかったカツラを見ると、それが堺が使っていたカツラで「これは運命感じる!」と明かし、会場を驚かせた。 また、沖田総司役の藤岡真威人は「台本を読んだときに剣の達人であるということで、ここに説得力を持たせないとと思い、(刀の)さばきとか、所作や納刀といったところを周りよりひとレベル上いってるなって感じてもらえるよう意識しました」と語り、「父から納刀の型とかさばき方。一つ一つの動きがつながって、舞のように見える、美しさを備えた強さを表現するために父に結構聞きましたね。本物の刀で、畳とかいろいろなものを斬っているので、父は(笑)」と父・藤岡弘、とのエピソードを明かした。 さらに、藤岡弘、の反応を聞かれ、第1話の放送前に完パケを見せてもらえることになったのだが、「事務所に届いた(完パケの)DVDを僕より早く見てて(笑)。剣の稽古をしているシーンを一番意識して見てくれていたみたいで、『真威人いいな!』って言ってくれました」と物まねを交えて語った。 ■みんなから元気をもらえたから頑張れた 最後に前田は「みなさんと直接お会いできて、本当にうれしく思います。こうやって皆さんから元気をもらえることによって撮影を頑張れてきたので本当にありがとうございました。またイベントとかあるので、これからも一緒に楽しんでいきましょう! ドラマもまだ続きますので、最後までよろしくお願いします」と呼び掛け、奥も「第二章もはじまり、今日13話が放送されるので、伊東甲子太郎など新しいキャラクターがどんどん出てくるので、楽しみにしていただけたらと思います。ありがとうございました!」とアピールし、会見を締めくくった。