スーパーフォーミュラに史上最年少、18歳の日本人女性ドライバー“Juju”がデビューします!
普通自動車の免許は取得したばかり!?
日本のトップフォーミュラであり、性能差のないイコールコンディションのレースとして競い合う全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)。 【詳しく画像を見る】開幕戦は3月9~10日の鈴鹿サーキット このレースに、日本人女性ドライバーとして初、かつ史上最年少の18歳でデビューするJuju(野田樹潤)の記者会見が、2月15日に日本大学の三軒茶屋キャンパスで行われた。
Jujuの父は、F1参戦や国内外の幅広いレースで活躍したレーシングドライバーの野田英樹氏。父から3歳の時にプレゼントされたカートに乗り始めたのをきっかけにJujuは4歳でカートレースデビュー。 2020年からは渡欧して武者修行を積み、2023年はイタリアのジノックスF2000トロフィーでチャンピオンを獲得するなど活躍した。 そして12月には、鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラのテストに参加し、今年の1月9日にTGM Grand Prixの53号車ドライバーとして起用されることが発表されていた。 そのJujuが今回記者会見を行い、今春から日本大学スポーツ科学部へ進学することと共に、今シーズン参戦するマシンのカラーリングを発表した。 進学に当たってJujuは、「女性である私がレースの世界で結果を残してきていることを、大学で科学的に分析することが自分のレース活動、将来につながるはず。レースについては成績よりも、まずはベストを尽くして成長していきたい」と語った。
記者会見後、Jujuは場所を移動してスーパーフォーミュラを主宰する日本レースプロモーション(JRP)の2024年開催概要発表会にも出席。 JRPの近藤真彦会長、上野禎久社長、Jujuと同じくスーパーフォーミュラに参戦する大湯都史樹、岩佐歩夢、ABEMAモータースポーツアンバサダーの日向坂46・富田鈴花さんとともに登壇し、今シーズンの目標やレースを盛り上げる施策などについてトークを繰り広げた。 なお、スーパーフォーミュラの開幕戦は3月9~10日に鈴鹿サーキットで開催されるため、Jujuは現役女子高生としてデビューを果たすことになる。4月以降は女子大生として、6大会8レースを戦うことになるが、どのような戦いを繰り広げるのか注目されている。
<文・写真/茂木康之>