アルカラス、世界13位ポールとのシード対決を制して4強!メダル獲得に前進[パリ五輪]【テニス】
アルカラス、今大会セット落とさずに4強入り
現地8月1日、「パリ五輪」テニス競技の男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク3位)は、第9シードのトミー・ポール(アメリカ/同13位)を6-3、7-6(7)で下して、準決勝進出を果たした。 【画像】錦織圭、大坂なおみら日本人計6名が出場!「パリ五輪」各種目組み合わせ 21歳のアルカラスは今季、全仏オープンとウィンブルドンの2つのグランドスラムを制すなど3つのタイトルを獲得と好調を維持。初めてのオリンピックとなった今大会は、1回戦でハディ・ハビブ(レバノン/同274位)、2回戦でタロン・フリークスポール(オランダ/同28位)、3回戦でロマン・サフィウリン(同66位)をいずれもストレートで撃破している。 第1セット、アルカラスは序盤でピンチを迎えたものの、これを防いでサービスキープ。徐々にストロークのペースも上がり、第6ゲームでリードを奪って6-3でセットを奪う。 続く第2セット第2ゲームでこの試合初めてのブレークを許してポールにリードされたが、勝負所を抑えて第9ゲームでブレークバック。積極的に仕掛けてくるポールと拮抗した戦いとなったが、そのままもつれたタイブレークを制して勝利を手にした。 シード対決を制したアルカラスは、準決勝で第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同9位)と第13シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同19位)の勝者と対戦する。
Tennis Classic 編集部