女性チームでフードドライブ 桑名三重信用金庫 食品、子ども食堂へ贈る 三重・松阪
桑名三重信用金庫(本店=三重県桑名市、平塚信行理事長、35拠点〈42店舗、1出張所〉)の女性活躍推進プロジェクトチーム・フェリシアスマイル(柴田保美リーダー、13人)が12日、社会福祉法人松阪市社会福祉協議会(中森弘幸会長)に、職員から集めた段ボール箱3箱分の食料品を寄贈した。松阪社協から市内の子ども食堂へ届けられる。 同チームでは本年度、職員から家庭で余っている食品を集めて、生活困窮者や子ども食堂などの団体に届けるフードドライブの活動を開始。9月から10月にかけて協力を呼び掛けた。集まった食品は米や麺類、缶詰、菓子、インスタント食品などで、開封されておらず賞味期限が3カ月以上ある物。 中南勢地区の14拠点(19店舗)で集めた物が段ボール箱に3箱分集まり、12日午後3時に山岸千浩サブリーダー(47)=相可支店事務相談係長代理=とメンバーらが松阪市殿町の松阪社協本所に届けた。 同協議会の柴田昌彦まちづくり課長が受け取り、「社会福祉事業に有効に活用させていただきたい」として感謝状を贈った。 山岸サブリーダーは「今後、年に1、2回、こうした活動を続けていければ」と話していた。 同金庫は2019(平成31)年2月に旧・三重信用金庫と旧桑名信用金庫が合併して誕生。同チームは桑名側で16(同28)年に発足、一方、三重側にもかねてメークスマイルプロジェクトという同趣旨のチームがあり、金庫の合併に伴って両チームも合併し、共に活動。四半期に一度のペースでチームの広報紙を発刊したりしている。 今回のフードドライブもチーム全体で取り組み、北勢地区の店舗で集めた物は13日に社会福祉法人桑名市社会福祉協議会に寄贈された。