大学生100人のアカウント、報酬3000~2万円で「ねずみ算式」に入手…詐欺事件で容疑者4人再逮捕
後払い決済サービス「ペイディ」の他人のアカウントを悪用した詐欺事件で、福岡県警は3日、住居不定、会社役員の容疑者(24)ら4人を電子計算機使用詐欺容疑で再逮捕した。
発表によると、容疑者らは昨年4月~今年1月、三重、福岡両県の大学生ら5人のアカウントでペイディを使い、スマートフォン11台(計約150万円)を不正に購入した疑い。いずれも転売して利益を得ていた。県警は4人の認否を明らかにしていない。
容疑者らにアカウントを貸した約100人の大半が、両県の大学の運動部に所属していた。県警は3000~2万円ほどの報酬に釣られた学生が友人らに声をかけ、「ねずみ算式」にアカウント貸しが広がったとみている。