アストロズ、エース左腕バルデスの快投で連敗ストップ 2年連続の偉業達成逃すも、チーム最多11勝目
● レンジャーズ 2-4 アストロズ ○ <現地時間8月6日 グローブライフ・フィールド> ヒューストン・アストロズが連敗を3でストップ。フランバー・バルデス投手(30)は9回二死でノーヒットノーラン達成を逃すも、チームトップの今季11勝目を挙げた。 バルデスは打たせて取るピッチングで5回までパーフェクト投球を展開。わずか47球で5回裏を終え、6回裏の先頭打者に失策での出塁を許すも、8番グロスマンを三ゴロ併殺、9番デュランを見逃し三振。7回裏には二死から四球で走者を背負ったが、4番ヤンから空振り三振を奪い、ノーヒット投球を続けた。 8回裏を三者凡退に抑え、球数93球で4点リードの9回裏に続投。先頭打者グロスマンに四球を与えるも、9番デュランを三ゴロ併殺打で二死に迫った。しかし、1番スミスに再び四球を与えると、2番シーガーへの初球、この試合の107球目で24号2ランを被弾。あと1人のところで偉業達成を逃したが、守護神ジョシュ・ヘイダーが最後のアウトを奪い、白星を手にした。 ドミニカ共和国出身のバルデスは2018年にMLBデビューを果たし、2021年から4年連続で2桁勝利をマーク。今季は開幕直後に左肘を痛め、約3年ぶりに負傷者リストに入るも、ここまで20試合に先発して11勝5敗、防御率3.46を記録。昨季8月のガーディアンズ戦以来、キャリア2度目のノーヒットノーランには惜しくも届かなかった。
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