スマホを盗まれた!→Googleマップで追跡→犯人確保
こんな使い方があったのか! インドでかばんごとスマホを置き引きされたお父さんになり代わって、土木技師の息子さんがGoogleマップから送られてくる現在地を手掛かりに犯人の足取りを追跡して2時間で奪回。一連の流れをX上で報告しています。
Googleマップの「現在地を共有」を活用
事件が起こったのはナーガルコイール発テルティ行き寝台特急の中です。 犯人はお目当てのかばんをせしめるとティルネルベリジャンクション駅で途中下車。盗難に気づいて友だちの携帯から家族に連絡したときには、盗まれてからすでに数時間が経過していました。 万事休すに思えたそのとき。「そういえば親父とは互いの居場所がリアルタイムでわかるようGoogleマップで現在地を共有してたんだったな」と息子のRaj Bhagatさんが機転を利かせてGoogleマップを開いてみたらドンピシャで、お父さんのアイコン(=犯人の居場所)がバッチリ表示されていました。 これで犯人は別の急行に飛び乗ってナーガルコイールに舞い戻ってる最中と判明。さっそく友だちと鉄道会社の警察に応援を頼んで駅で待ち伏せしました。 いったんは取り逃したものの、マップ上と現在地の誤差は半径2m程度。最後までくじけることなくバッグの特徴(組合のロゴがかなり目立つ)と、Googleマップを手掛かりに自転車で追走し、バス停で身柄確保と相成った次第です。 地域の警察がさらに詳しく調べてみたら、ほかの盗難品(携帯充電器、ワイヤレスイヤホン、現金など)もザックザクと出てくる出てくる。一体どこにこんなに隠し持ってたんだってぐらいに出てきました。 「犯人が現在地共有をオフにしてなくて本当にラッキーだった」とRajさんは振り返っています。返信のなかには「今のAndroidとiOSでは電源ボタンでオフにできない仕様になっているからね。アンロックできないとOFFにもできないよ」と言ってる人もいますけど、電源切られなかっただけでもラッキーと思わなきゃ。