産地の鹿児島・曽於市で鹿児島黒牛の販売会
鹿児島放送
鹿児島黒牛の販路拡大を目的とした大規模な販売会が曽於市で開かれました。 卸売りを行うナンチクが毎年開催していて、今年は出品された70頭のうち最高級のA5ランクが64頭と9割を超えました。 一方、県の内外から32業者が参加したセリではキロあたりの平均枝肉単価が3057円と去年よりも74円安の取引きとなりました。 【ナンチク上森義輝常務取締役】 「非常に苦しい状況だが農家の所得を増やして、日本の農業をもっともっと活性化するためにも力になれればと思っている」 最も高値がついたグラントチャンピオンには、曽於市のダイユー第一農場が出品した牛肉が選ばれました。