列車にまつわる「阿房列車」「思い出せない夢のいくつか」がこまばアゴラ劇場サヨナラ公演第3弾に登場
「こまばアゴラ劇場サヨナラ公演 青年団第101回公演『阿房列車』『思い出せない夢のいくつか』」が5月8日から15日まで、東京・こまばアゴラ劇場で上演される。 【画像】「こまばアゴラ劇場サヨナラ公演」チラシ 本公演は、5月末をもって閉館するこまばアゴラ劇場のサヨナラ公演の第3弾。セノグラファー・杉山至がデザインした1つの舞台美術を用いて、内田百閒原作、平田オリザ作・演出の「阿房列車」、平田作・演出の「思い出せない夢のいくつか」という2つの列車の物語を交互上演する。1991年に平田が他劇団に書き下ろした青年団版「阿房列車」は、今回が東京での初めての公演となる。出演は中藤奨、たむらみずほ、田崎小春。1994年に青年団プロデュース公演として緑魔子を客演に迎えて上演された「思い出せない夢のいくつか」では、男女3人の絡み合う思いが曲がりくねった線路の上を走る列車に重ねて描き出される。出演は兵藤公美、大竹直、南風盛もえ。 「こまばアゴラ劇場サヨナラ公演」では、第1弾として「こまばアゴラ劇場サヨナラ公演 青年団第99回公演『S高原から』」が4月22日まで上演中。第2弾「こまばアゴラ劇場サヨナラ公演 こまばアゴラ劇場地域貢献公演 青年団第100回公演『銀河鉄道の夜』」は25日から29日まで上演される。なお、「こまばアゴラ劇場サヨナラ公演」の会期中、関連イベントとして青年団がアゴラ劇場で行った公演の平面図、道具帖、舞台写真などの一部をロビー展示を予定。 ■ こまばアゴラ劇場サヨナラ公演 青年団第101回公演「阿房列車」「思い出せない夢のいくつか」 2024年5月8日(水)~15日(水) 東京都 こまばアゴラ劇場 □ スタッフ 阿房列車 原作:内田百閒 作・演出:平田オリザ 思い出せない夢のいくつか 作・演出:平田オリザ □ 出演 阿房列車 中藤奨 / たむらみずほ / 田崎小春 思い出せない夢のいくつか 兵藤公美 / 大竹直 / 南風盛もえ ※26歳以下割、18歳以下割あり。