【ラグビー】南アフリカ代表キャプテン、シヤ・コリシがラシン92と早期契約解除。シャークス復帰か。
南アフリカ代表のキャプテンでFLのシヤ・コリシは、昨季加入したTOP14のラシン92との契約を解除した。 相互合意のもとで2026年までの契約を終了すると、9月8日(現地時間)にクラブが発表した。 クラブは「両者は、空と白のジャージーのもとで共に過ごした瞬間に感謝し、お互いの残りのキャリアでの大成功を祈っています」とコメントを出した。 2024-25シーズンのTOP14は7日に開幕し、ラシン92は初戦でカストルに28-31で敗れたが、コリシはラグビーチャンピオンシップに参戦していたためこの試合を欠場していた。 2023年W杯後にフランス行きを決めた33歳は昨季、18試合に出場したが本調子ではなかったよう。クラブのオーナーであるジャッキー・ロレンゼッティ氏は「体重が増えて、体型が崩れた」と分析し、ボルドー・ベグルに敗れて準々決勝では「存在感が薄かった」と語っていた。 コリシは古巣のシャークス復帰が濃厚とされる。 南アフリカ代表のラシー・エラスマスHCは今後のキャプテンを選定する上で過去にこう語っていた。 「キャプテンは地元(南アフリカ)で務める方が良いと思っている。多くの交流が持てるからね」 ラグビー専門メディア「RUGBY PASS」は最近、アメリカ人実業家のヴィンセント・マイ氏が介入し、クラブが要求する移籍金1700万ランド(約1億3600万円)を負担すると申し出たことで、シャークス復帰の可能性が浮上したと報じていた。