テイラー・スフィフトのアルバムにもその影響が⁉1970年代のインテリアがリバイバルブームに!部屋に取り入れるコツは
家具のデザインにおいて、1970年代は最も強い影響力をもつ時代だと、家具の販売を手掛けるバーカー・アンド・ストーンハウスは分析しています。 【写真集】リバイバルブーム中の1970年代インテリアの特徴と取り入れるコツは? この頃のデザインのなかには、姿を消して久しいものも(最近見かけなくなったトイレのカーペットなど)ありますが、それでも70年代を席巻したアイテムの多くは私たちの自宅を彩ってきました。そして今、この時代がさらに存在感を増しているのです。
検索でも1970年代のインテリアが人気
バーカー・アンド・ストーンハウスは、月間平均検索数からインテリアデコレーションのインスピレーション源とされている年代を割り出しました。 その対象期間は、75年前まで。その結果、最も人気だったのが1970年代と判明。次いで1980年代、1950年代、そして1990年代が続きます。 コントゥーラでスタイルエキスパートを務めるカタリーン・ビョルクマンさんは、これを「70年代リバイバル」と呼び、それを構成する要素として、アースカラー、パターンに彩られた壁紙、幾何学的なフォルム、ベルベット、竹、それからラタンを挙げています。
三種の神器はベルベットの椅子、ラタン家具、マッシュルームランプ 「このトレンドを簡単に取り入れたいなら、おすすめはベルベットを張ったアームチェアとラタン家具、マッシュルームランプ、ひとひねりある小物、それからレトロなドリンク用トロリーをとりそろえて、エクレクティックに組み合わせること」とカタリーナさん。「植物を加えるのもお忘れなく。1970年代のインテリアとよく合うんです。ポトスやオリヅルラン、シダ類、イチジク、サンセベリアも、1970年代の空気感を演出するのに役立ちます。もっと本格的にするなら、調光スイッチにも投資を。この時代を象徴する、雰囲気のあるライティングにこだわって」とアドバイス。
“ミッドセンチュリー中毒の進化系”
インテリアデザイナーで、スウィフトのクリエイティブ部門を率いるケリー・コリンズさんはこのリバイバルを、ここ数年来インテリア界をにぎわせてきた「ミッドセンチュリー中毒の進化系」と表現します。トレンドの要は、テラコッタやブラウンのような温かなアースカラー。そこにいくつかのテクスチャーや大胆なパターンを加えれば、間違いありません。