思い出を胸にUターン 福島県内の高速道、目立った渋滞なし
最長で9連休の年末年始休みが終盤となった4日、古里や行楽地で過ごした人のUターンラッシュがピークを迎え、首都圏へ向かう鉄道や空の便は満席が相次いだ。高速道路は午後にかけて渋滞が激しくなり、上り線を中心に長い車列が続いた。 福島県内では、東京方面に向かう新幹線が混雑したが、高速道路では目立った渋滞はなかった。JR東日本によると、東北新幹線上り線は4日午後、多くの列車が仙台駅発時点で自由席の乗車率が100%を超えた。午後1時8分盛岡発東京行き、午後2時8分盛岡発東京行きの「やまびこ」は乗車率が150%に達した。 日本道路交通情報センターによると、4日午後6時現在、県内の高速道路で目立った渋滞は起きていない。横浜市から夫と子ども3人で、郡山市の親戚宅などを訪れた公務員の40代女性は「去年や一昨年は混んでいたが、今年は道が空いていて楽だった。今年は休みが長かったので交通量が分散したのではないか」と話した。
福島民友新聞