【びわこボート・GⅢイースタンY】豊田健士郎 激闘制し3節連続V&今年6V「楽しかった」
ボートレースびわこのG3「第11回イースタンヤング」は21日、優勝戦が行われ1号艇の豊田健士郎(28=三重)が逃げ切って1着。からつ、多摩川に続く3節連続Vで、早くも今年6回目となる優勝を飾った。また、9月プレミアムGI桐生ヤングダービーの優先出走権も手に入れた。 コンマ11のトップSを決めて先マイ。独走態勢に持ち込みかけたが、2Mでは沢田尚也が鋭く差して豊田に並びかける。2周1Mでは関浩哉も全速ターンで急接近。この2人による〝あおり気味〟の猛追劇は3周2Mまで続き、最後は何とか1着でゴールを駆け抜けた。 豊田と関は同じ115期。「舟足の仕上がりは一番良かった。でも、あきらめの悪い男がいて…本当に同期なんですかね?」と苦笑いだ。ただ「楽しかった」と振り返ったように持てる力をぶつけ合えたことで、心地よい充実感を満喫した。 9月プレミアムG1ヤングダービーの舞台は関の地元・桐生。「今度はこっちがあおってやりますよ」と不敵な笑みを浮かべた。 7月10日からは地元・津のG2全国ボートレース甲子園に参戦。「地元で選んでもらえた。いいリズムで入りたい」と健闘を誓った。
東スポWEB