収穫量は少ないけど甘~い!高知・佐川町でリンゴの収穫始まる
高知さんさんテレビ
佐川町の果樹園でリンゴの収穫が始まっています。2024年は暑さやカメムシの被害で収穫量は少なくなっていますが甘~く仕上がっています。 川村和久アナウンサー: 「きょうもさんさんと太陽が照りつけています。ここに立っているだけで頭から汗が出てくるんです。そんな中こちらでの果樹園では多くのリンゴが育っています」 佐川町にある土本観光果樹園ではおよそ60アールの畑で20種類260本のリンゴの木を育てています。2024年は8月、35度以上の猛暑日が続いたことで育ちが早くなり、例年より2週間早い8月末に収穫を始めました。 土本誠さん: 「今年でいうと高温がリンゴに影響を与えてまして、高温障害と言ってリンゴの中まで熱が通って商品にならないっていうリンゴが相当でました」 果樹園の代表・土本誠さんによりますと8月、雨の量が少ない影響でサイズが小さい上、果実を鳥やカメムシに食べられる被害も受け収穫量が半減しました。しかし味は良くシャキシャキとした食感で例年通りの甘さになっているということです。 川村和久アナウンサー: 「シナノスイートをいただきます!甘い!口の中に入れた瞬間に甘さそして酸味が口いっぱいに広がります」 この果樹園では「リンゴ狩り」ができ19日も収穫を楽しむ人が。 高知市から: 「毎年来たいと思ってて今年やっと初めてリンゴ狩りをすることができて大満足です。思ったより簡単にポロっと取れる感じですね」 土本さんにおいしいリンゴの見分け方を教えてもらいました。 土本誠さん: 「地肌が黄色っぽくなってきているのは甘みがだいぶん出てきてますんで、そういうリンゴを取って食べてもらったらいいです」 果樹園では市場にあまり出回っていない新世界や昂林といった品種が楽しめます。リンゴ狩りの営業は11月末までの予定です。 入園料が大人900円、小学生が600円、4歳以上は500円で別途持ち帰りに料金がかかります。日によって果実の量が変わるので予約をしてからいくのがオススメです。
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