実力不足だった細谷真大。サッカー日本代表で露呈した「タイミングの悪さ」「もっとチャレンジすべき」【アジアカップ2023】
サッカー日本代表は14日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組第1節でベトナム代表と対戦した。日本代表はこの試合に4-2で勝利し、アジアカップの初戦で白星を挙げている。試合後、この日アジア杯初出場を果たした細谷真大は、試合を振り返って「もっと要求してチャレンジするべきだった」と語った。 【動画】サッカー日本代表、ベトナム代表戦のスーパーゴールがこれだ! 重要な大会の初戦でワントップとして先発起用された細谷だったが、44分の決定機を仕留められないなど、大きなインパクトを残せずにハーフタイムで途中交代となった。試合後、細谷は「フル代表のアジアカップは初めてでしたけど、やっぱり雰囲気っていうのは違いましたし、初戦という難しさもありましたけど、もうちょっとゴールに絡みたかった」と振り返る。 この日の試合ではうまく得点に絡むことができなかった細谷。「もちろんゴールを意識してましたし、押し込んでいる状態でどう絡んでいくかはずっと考えていた。縦パスなどもっと要求してチャレンジするべきだった」と自身の反省点を語っている。 また、前線からの守備についても、「もっと前から奪えると思っていたけど、思った以上に(ベトナム代表は)つなぐのが巧かった」と苦戦を認め、ファーストディフェンダーとしての動きについては、「自分の実力不足もありますが、もっとはっきりした方が良かった」と課題を挙げた。 先制点こそ奪ったが、セットプレーから失点を重ねて一時はリードを許すなど苦しい展開が続いたこの日の日本代表。失点を重ねて一時はリードされてしまった場面について「プレーが途切れるたびに会話するようにはしました。自分があんまりボール触ってないっていうところは、やっぱりタイミングが悪いっていうことだと思うので、もっと深める必要がある」と課題についても口にしている。 自分自身のことについて聞かれると「もちろん悔しさはありますけど、まずチームが勝てたことはすごくポジティブに捉えたい」と前向きに語り、「切り替えて次、やっていくしかないかなと思います」と次戦に向けて気持ちを切り替えていた。 (取材:元川悦子【カタール】、構成:編集部)
フットボールチャンネル編集部