重賞２勝マスクトディーヴァが左前脚屈腱炎で引退、繁殖入り 昨年秋華賞２着／有力馬情報
重賞2勝馬マスクトディーヴァ（牝4、辻野）が左前脚の屈腱炎のため現役を引退して繁殖入りすることが決まった。 所有する社台レースホースが18日、公式サイトで発表した。 府中牝馬Sで3着に敗れた後は、11月10日京都のエリザベス女王杯（G1、芝2200メートル）へ向けて調整されていたが、この日に栗東トレセンの診療所で検査を受けて左前脚の屈腱炎が判明した。炎症が重度で、再発の可能性もあるため、関係者が協議して現役続行を断念した。 ルーラーシップ産駒でビハインドザマスクを祖母に持ち、昨年1月にデビュー。同年のローズSで重賞初制覇を果たすと、続く秋華賞では牝馬3冠を達成したリバティアイランドの2着に好走した。 今年4月の阪神牝馬Sで重賞2勝目を果たしたが、1番人気に推されたヴィクトリアMでは3着に敗れた。 通算成績は9戦4勝。付加賞を含む総獲得賞金は2億1589万6000円。
