フー・ファイターズ、雷雨の影響で米シティ・フィールド公演が中止に
フー・ファイターズが現地時間7月17日、米ニューヨーク市クイーンズでのコンサートを雷雨のため急遽中止した。公演を途中で切り上げたことについてSNSで声明を発表した。 【写真を見る】歴代最高のメタルアルバム100選 同バンドは公演終了後に声明を発表し、「今夜シティ・フィールドに集まった素晴らしい観客に全曲演奏できなかったことは非常に残念です。しかし、ファン、クルー、そして会場で働くスタッフなど全ての人々の安全が最優先です。この危険な天候の中で演奏を続けることが難しい判断されたため、コンサートを中止せざるを得ませんでした」と語った。 さらに、フー・ファイターズは「皆さんのために演奏できた一瞬一瞬に感謝しており、またお会いできることを楽しみにしています。もしかしたら金曜日にまた会えるかもしれません!」と付け加えた。フー・ファイターズは、7月19日 (金)の夜に再びシティ・フィールドで演奏する予定である。 フー・ファイターズは、普段はコンサートで20曲以上を演奏するのに対し、公演が中止された夜は、13曲を演奏した時点で演奏を終了させた。SNSには、フー・ファイターズが「Everlong」を演奏し始めたところで打ち切られる様子が映された映像が投稿されている。 フー・ファイターズは現在、ツアー「Everything or Nothing at All Tour」を行っており、8月まで続く予定だ。同バンドのフロントマンであるデイヴ・グロールは、6月22日にロンドン・スタジアムでライブを行った際、近くのウェンブリー・スタジアムでコンサートを行ったテイラー・スウィフトを揶揄し、テイラー・スウィフトのファンからの批判を浴びた。 「みんな、テイラー・スウィフトの怒りを買いたくないだろう? だから、俺たちは自分たちのツアーを『ジ・エラーズ』ツアーと呼びたい」。クロールは以下のように続けた。「俺たちの方が少し歴はある。その分失敗もある。少しだけどね。だって俺たちは実際に生演奏しているから、みんなも生のロックンロールを求めるだろ? だとしたらここはふさわしい場所だと思うよ」 テイラー・スウィフトも間接的にデイヴ・グロールの発言に言及したとみられており、ウェンブリー・スタジアムでの公演3日目の夜、自身のバンドに賛辞を寄せた。「私のバンドメンバーやクルー、そして今夜3時間半にわたって皆さんのために生演奏してくれるバンド、その一人ひとりがこのステージにとてもふさわしい。みんなは寛大にそれに応えてくれたことを決して忘れない。」 Translated by Minori Tsuneta
Emily Zemler