尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率が政府発足以降再び最低となった。 リアルメーターがエネルギー経済新聞の依頼で７～１１日（休日である９日を除く）、全国１８歳以上の有権者２００９人を対象にした調査（９５％信頼水準に標本誤差±２．２％ポイント）の結果、尹大統領の国政遂行に対する肯定評価は２５．８％だったと１４日、明らかにした。 １週間前の調査より２．１％ポイント下がったもので、政府発足以来最低となった２週間前の調査（９月２３～２７日）と同率だ。 圏域別では大田（テジョン）・世宗（セジョン）・忠清（チュンチョン、４．５％ポイント↓）、光州（クァンジュ）・全羅（チョルラ、４．０％ポイント↓）、釜山（プサン）・蔚山（ウルサン）・慶南（キョンナム、２．４％ポイント↓）、ソウル（１．８％ポイント↓）、仁川（インチョン）・京畿（キョンギ、１．５％ポイント↓）などで肯定評価が下がった。 年代別では７０代以上（６．２％ポイント↓）、６０代（４．０％ポイント↓）、５０代（４．０％ポイント↓）、３０代（２．４％ポイント↓）から下がり、２０代（３．９％ポイント↑）では上がった。 理念別に中道層（３．８％ポイント↓）や進歩層（２．３％ポイント↓）、保守層（１．９％ポイント↓）のいずれも下がった。 尹大統領の国政遂行に対する否定的な評価は、前週より３．２％ポイント上がった７１．３％で、従来の最高値（７０．８％）を更新した。 １０～１１日、全国１８歳以上の有権者１００１人を対象に行われた政党支持度調査（９５％信頼水準に標本誤差±３．１％ポイント）では国民の力が３０．８％、共に民主党が４３．９％だった。 １週間前の調査に比べて、国民の力は１．９％ポイント下落し、民主党は１．５％ポイント上昇した。 ２週間前の調査で、政府発足以降最低支持率（２９．９％）を記録した「国民の力」は先週、支持率が小幅に上昇したが、今週再び下落した。この他に祖国革新党９．３％、改革新党３．８％、進歩党１．１％、その他政党２．０％を記録した。支持政党のない無党派層は９．１％だった。 大統領の国政遂行評価調査と政党支持率調査は無線（９７％）・有線（３％）の自動応答方式で行われた。回答率はそれぞれ３．０％、２．７％だった。詳しい内容は、中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認することができる。