【ロッテ】山本大斗がアジャ井上からの言葉を胸に奮起「まずは大きい目標は立てなくていいから」
ロッテ山本大斗外野手(22)が先輩からの言葉を胸に奮起する。4日に浦和の球団施設で契約更改交渉に臨み、40万円増の来季年俸500万円(金額は推定)でサインした。 4年目の今季は1軍5試合の出場にとどまったが、イースタン・リーグでは110試合に出場し、112安打66打点19本塁打、打率2割7分9厘。本塁打と打点でトップとなった。「個人としてはもっと1軍の舞台で活躍したかった。最後の方は個人的に打撃でいいものがつかめてきたんですけど、それを1軍の舞台で発揮できなかったというのは悔しかった」と振り返った。 今季限りでの現役引退を発表した井上晴哉内野手(35)は、普段から食事に行ったり、打撃練習中にアドバイスをもらったりするなどお世話になっていた先輩の1人。「まずは大きい目標は立てなくていいから、20本でいいから、お前なら打てるよ」と背中を押してもらった。 7日からはオーストラリアのウインターリーグに参加。「タイミングの取り方とか間のつくりかたをもっとやりたいのでそれをやって身に付けたい。(初海外も)全然不安とかはなくて、暖かいところでできるので幸せですね」と来季の“開幕1軍”を目標に、成長して帰ってくる。【星夏穂】